第3章 オリエンテーション
サラリとした銀髪が風に靡く
『ねぇねぇ。ちぃ先生…まだ髪切っちゃダメ?』
長い髪はどんな手入れをしているのかサラサラとしている
千尋「あぁ…毛先を切るだけなら良いがバッサリ切るのはダメだぞ?」
『うーっ…邪魔なんだよ〜!つぅ先生縛ってー!』
司は苦笑しながら髪の毛を縛る
けれどその髪型はハーフアップだ
『つぅ先生?なんで?』
司「何となく…です」
『じゃあ私早めに行くね。今悠斗からメールが来たから』
フリフリと手を振りパタパタと駆けていく
由奈「あっ…!!」
『由奈ごめーん!つぅ先生ちぃ先生由奈をよろしくー!』
そう言われた千尋と司は苦笑いを浮かべていた