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STORM LOVER

第2章 始まり


火葬中ふと見るとは居なくなっていた
司に伝え探していると裏にいた

『っ…くっ…』

静かに涙を流していた
我慢していた

『おと…さ…っ…おか…っ』

途切れ途切れでお父さんお母さんと呼んでいた
綺麗な銀髪が風に靡く
消えてしまいそうでその背中を抱きしめる

『うっ…あっ…』

ビクッと跳ねた体は細い

千尋「大丈夫だ。俺がいる」

『っ…ちぃ…く…っ』

ポロポロと流れる綺麗な雫

『…うわあああ!』

大声で泣く
その時誓った
決して男と見られなくても一生守ると

犬塚 千尋side終
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