第2章 始まり
猪狩 澪side
彼女と出会ったのは偶然でした
綺麗な銀髪に目を奪われました
その次に綺麗な碧眼
その声にそしてすぐに僕を見つけてくれる
『あれ?澪?大丈夫?具合悪い?お腹減った?』
ほらこんな風に気にかけてくれます
優しい彼女を独り占め出来たらと考えます
澪「僕はおかしいんでしょうか」
『へ?何が?』
つい口に出ていたみたいです
『澪はおかしくないよ?』
そう言って笑ってくる彼女が愛しくてケセランよりも惹かれます
『澪!ケセランパサランじゃないけど似たような物あったからあげる!』
はいっと手渡されたのはケセランによく似た物
澪「良いんですか!?」
『うん、ゲーセン寄ったらあってね?澪ケセランパサラン好きだから取ったの!ほらお揃い』
カバンには同じものがぶら下がってました