• テキストサイズ

STORM LOVER

第2章 始まり


泣くもせず、ただただそこにいる
空っぽの少女だった

『ねぇ…ちぃ君…つぅ君…私これからどうなるの?』

誰が引き取るかでの親戚は言い争っている
特殊な髪と瞳のせいで色々言われていた

『…私一人で生きてく』

そう言い切ったは凛としていた

『誰のお世話にもなりません!』

そう会場に響く声

『私は…!一人で大丈夫です!』

その細い肩や体は微かに震えていた
ただ身元保証人が必要だったが、それは俺達がする事にした

その時初めては泣いた
迷惑かけてごめんなさいと
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp