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STORM LOVER
第2章 始まり
泣くもせず、ただただそこにいる
空っぽの少女だった
『ねぇ…ちぃ君…つぅ君…私これからどうなるの?』
誰が引き取るかでの親戚は言い争っている
特殊な髪と瞳のせいで色々言われていた
『…私一人で生きてく』
そう言い切ったは凛としていた
『誰のお世話にもなりません!』
そう会場に響く声
『私は…!一人で大丈夫です!』
その細い肩や体は微かに震えていた
ただ身元保証人が必要だったが、それは俺達がする事にした
その時初めては泣いた
迷惑かけてごめんなさいと
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