第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
ほんのり頬が色付いているのはかなり高い度数のお酒を口に含んだからだ
冷えた身体がどんどんと温まり、の身体の力が抜ける
千尋「おっと」
司「完璧に寝に入ってますね」
司もパーカーをにかけると、は微かに微笑む
『ち…くん…つー…くん…あり…と』
フワフワした呂律が回ってないお礼
千尋「あぁ」
司「はい」
2人の返事を聞いていたのか、優しく微笑んで眠っている
ふわりと香る桜の匂いは千尋と司を包み込む
奏矢「…ちゃん、ペンションに着いたぞ」
澪「さん」
『ん…んん…やぁ…』
起こそうとするがイヤイヤと首を振る