第2章 始まり
酉水 司side
『あっつぅく…違った…つぅ先生〜!』
つい私をつぅ君と呼ぶ少女はさん
母とも仲が良く不思議な少女
司「そんなに大量のプリントは危ないですよ」
『つぅ先生…手伝っ…わっ!』
司「危ない!」
私が受け止めるとプハッと顔を上げる
『つぅ先生大丈夫?怪我ない?』
司「それはこちらのセリフです」
フワッと香るさんの香り
『ああー!プリント!』
散らばったプリントにショックを受けているのか肩を落としたさん
『ここまで持ってきたのに…』
それでも1枚1枚拾うさん
司「手伝いますよ」
『ありがとう!つぅ先生』
ぱあっと嬉しそうに微笑むさん