第2章 始まり
司「あの…学校ではなるべく司先生と呼んでください」
『なんで?つぅ君はつぅ君じゃん?』
キョトンとした顔して小首を傾げるさん
『それにちぃ先生も良いよって言ってたし』
千尋「床になんでプリントが散らばってるんだ?」
『あっ!ちぃく…違った…ちぃ先生!』
事の経緯を話しながら拾うさんと、普段の犬塚先生からは違う、優しい声色
犬塚先生も私もこの少女に助けられた
『プリント運んでたらつまづいてバラ撒いちゃった』
犬塚「やれやれ…手伝ってやる」
『ちぃ先生も!?ありがとう!』
この砕けた口調も普段通り