第2章 始まり
サラサラとした銀髪が落ちる
タクミ「ってしっかりしてるよね」
『何が?』
癖が付かないのかサラリとしている
『あっ席どうぞ。待たせてすみません』
ペコッと頭を下げてまだ食べてない奴に声をかける
「いえ、ありがとうございます…」
『タクミが居ると席空いてていいね。たまにで良いから一緒に食べていい?』
タクミ「良いけど…食べられちゃっても知らないよ」
そう言い耳に息を吹き掛けると面白いくらいに肩が震える
そして耳を隠して俺を涙目で睨む
『タクミのバカ!』
真っ赤になった顔と潤んだ碧眼に俺が映る