第2章 始まり
巳城 タクミside
タクミ「ねぇ」
『ん?』
エビフライ定食を一緒に食べてる小柄な少女を見ると、キョトンとした顔でエビフライを食べている
タクミ「俺が怖くないの?」
『…?なんで?あっエビフライ美味しい』
嬉しそうに頬張っているについ笑いが込み上げる
タクミ「本当に美味しそうに食べるね?」
『タクミが好きなの分かる』
話しながらもパクパクと食べていく
タクミ「そんなに美味しいなら俺のも食べる?」
『え?タクミエビフライ大好きじゃん!いいよ!』
タクミ「あれ?俺の大好物知ってるの?」
『タクミが学校に来る時って絶対エビフライ定食の日だもん』
ニコニコしながらそう指摘されると確かにと思った