第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
『美味しいんだよ』
ニコニコと話す
「こんな寂れた喫茶店が好きなんて本当に変わった子だよ」
『変わり者でも良いもん!あっムーン!』
ムーンと呼ばれたのは猫だ
「にゃーん」
『今日はムーン居るんだね』
ヒョイっとの足に乗る白い猫だが背中に大きな黒い丸がある
司「なるほど…だからムーンですか」
『ムーンはマスターが引き取ってくれたんだ。私の家じゃ飼えないから』
ゴロゴロと喉を鳴らしながら喜んでいるムーン
『ムーンいい子にしてた?』
「ちゃんの言いつけ通り良い子だよ。ムーンは」
マスターはニコニコしながら注文した物が出される