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迎え主本丸の審神者になりました.. 𓈒𓏸𑁍

第9章 初期刀のワガママと主のお仕事





『鶴さん!お散歩行くよ〜!!』

「あぁ、すぐ行く!」


私はさっそく鶴さんを誘って本丸の庭のお散歩に行く。


『ねぇ、鶴さん?』

「なんだ?」

『ここに来た時、私に聞きたいことがあるって言ってたでしょ?
あれって、結局何を聞きたかったの?』

「あ〜…。あれはだな…」


そう。鶴さんはここに来た日に私がお茶と茶菓子を用意している間に
政府さんと何かを話していて、私に聞きたいことがあるらしいと政府さんから聞いていた。
だからずっと何を聞きたかったのか気になっていたのだ。


「その、主が俺達の紋入りの座布団を4枚用意してくれてるだろ?」

『あぁ、うん!1枚じゃ少ないかなって思ってね!』

「それで政府と話してた時に、語呂合わせのようなものだが
昔の人間は4という数字は〈死〉を連想させるから、嫌っていた。
同じく9の数字も〈苦〉を連想させて嫌っていたが主はそう言うのを気にしないのかって聞いたら、政府が主は四葉のクローバーを連想してるから悪い方には考えてないって言ってたんだ。」

『ほぉ、なるほど?それを鶴さんは聞きたかったの?』

「それも聞きたかったが、俺は四葉のクローバーというものを知らないから政府にそれは何だって聞いたら、主に聞けばいいって言われてだな…」

『そっか笑 それじゃぁ、鶴さんの疑問に1つずつ答えていこうかね!』

「あぁ、主が昔の人間とどう違うのか知りたい。」

『昔の人間ってほど違いはないとは思うけどね笑
考え方次第ってやつだと思うよ?』

「考え方…?」


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