第3章 私の初期刀
政「なるほどなぁ〜、
シエルちゃんのおじいさんも物知りだな笑
さすが刀好き笑
にしても、周りの音が消える…か、」
政「もしかしたら、それが審神者に選ばれる理由の1つだったのかもな?」
『どういうこと?』
政「審神者になるには分かりやすく言うと、刀の力を引き出す能力が必要になる。霊力とかもな!
シエルちゃんが経験したそれは刀の声は聞こえなくとも空間で刀と対話してたってことなのかもなぁと思ってな?」
『刀と対話……』
政「何となくとか微かにとかでも、刀から神力みたいなオーラみたいなの感じなかった?」
『……………あ、そういえば』
政「あったのか?」
『周りの音が消える感じがした時、私と刀の空間?にすごく温かい空気が纏ってる感じがしたよ?』
『あとね、おじいちゃんから教わった後にも展示場から帰っても頭から二振りのことが離れなくて
展示期間中は行ける日は毎日行ったし、別の県で展示されるって聞いた時も、行ける時は全部行ったよ!』
『その度に空気が纏ってる感じがしてて、心の中でだけど
今回はここでまた会ったねとか、会うの何回目だねとか話しかけてたよ笑』
政「ビンゴだな!」
『………?どういうこと?』
政「その温かい感じがしたっていうのが対話してたってことだよ!ん〜、そうだな…。日本人と外国人で言葉は何言ってるか分からないけど、お互いが笑顔ならお互いの周りの空気は温かいだろ?」
『確かに…』
政「そういう感じの状態だったってことだよ!
例えが伝わった?」
『バッチリ笑』
政「そりゃよかった笑」
政「さて、それじゃそろそろ初期刀を決めようか?このままだと箱だけ造りました状態だからな笑」
『そうだね、タブレット開くね!』