第8章 鶴さんの甘えん坊
『よし!じゃぁ、鶴さん!早速だけど、一緒にご飯作らない?』
鶴丸「ご飯?」
『そう!ほら、今日昼餉はまだでしょ?
物吉くん、日向くん、政府さん、それに私達2人だから計5人分作らなきゃだから鶴さんが手伝ってくれたら助かるなぁ(*^^*)
それに私と一緒に居たいんでしょう?ご飯一緒に作ったら側にいれるよ?』
鶴丸「だが、俺は料理をしたことがないんだ。手伝いなんて出来るのか…?」
『ふふっ!大丈夫!そんなに難しいお手伝いはないから!
それにこれから少しずつお料理を覚えたら、一緒に作れるし側にも居れるし悪いことないでしょ?』
鶴丸「…主と居れるなら、やってみるか、、」
『鶴さんの大好きないろんな驚きがたくさんあるかもよ(๑´ლ`๑)』
鶴丸「そうだな………わかった!やってみる!
今日の昼餉は何を作るんだ?」
『そうだね、とりあえず物吉くんと日向くんのところに1回戻って
苦手な物や好きな物があるかを聞いてみよう!』
鶴丸「わかった!」
『うん!じゃぁ、鶴さん!はいっ!』
私は立ち上がって鶴さんに向かって手を差し出した。
鶴丸「………手、をつないで、くれる、のか?」
『さっきのご褒美で鶴さんが言ってたことに入ってたでしょ?』
鶴さんは途端に目を輝かせて、私の手を握ってきた。
こういうところはほんと、小さい子供みたいだ笑
男の子の母親はこんな気分を味わうんだろうか?
それなら私もここの主として、たくさんの息子を持っているような気持ちにこれからはなりそうだな笑
鶴さんのさっきの落ち込み具合いもだいぶ良くなってきたようだ。
安心させるのはやはり、大事だね。
昼餉を食べてからはまた鶴さんとお散歩ついでに、このバカ広い本丸内の探索でもいいな…。
その時に昨日来たばかりの時に聞きたいことがあるって言ってた話も聞こうかな!
あ、それと物吉くんと日向くんのアルバムも作らないとね!
鶴さんとのツーショットもまだ撮れてないし(日常生活に関しては撮れてる)
ツーショットを撮ってから、物吉くんと日向くんの二振りも入れて
4人で撮りたいな〜!
カメラマンは政府さんに頼も♪
そんなことを頭の中で考えながら二振りのいるお部屋に辿り着いて外から声を掛ける。