第7章 物吉貞宗と日向政宗
物吉「分かりました!」
日向「僕達に部屋があるんだね!」
『前の本丸ではなかったの?』
日向「温かいけれど、小さい本丸だったからね。
前の主の審神者部屋とは別に、広間にみんなで雑魚寝してたんだよ。」
物吉「加州さんは最後まで押入れの奥から出て来てはくれませんでしたけどね。
でも寝る時は三振りで川の字になって寝てたんですよ!」
日向「時々、主もそこに枕を持って来てね!
いろんな話をしながらみんなで寝たよ!」
『へぇ〜!何だか楽しそうだね!うちもしばらくは人数が少ない内はそれしてもいいかもね!』
『鶴さんはどう?みんなと一緒に寝るの、私の隣で寝る?』
鶴丸「主の隣ならそれもいいな…!」
物吉「鶴丸様は主様が大好きなんですね!」
日向「主を見る目はすごく優しい目をしてるよね♪」
鶴丸「っ、そんなことはないが、主が好きなのは確かだ。
前の主のような審神者でなくて俺を大切にしてくれているし
大事にしてくれると言ってくれたからな!」
『当たり前でしょ♪鶴さんは私の初期刀だし!
でもこれからは鶴さんにも私にも家族であり友人であり仲間が増えるんだよ?
物吉くんと日向くんっていう可愛い素敵な子達が!』
『だから、鶴さんも物吉くんと日向くんをあんまり警戒しなくても大丈夫だからね?
今日の昼餉まだだよね!一緒に昼餉食べたらもう仲良くなってるかもよ?笑』
物吉「昼餉と言うと、主様が作られるんですか?」
『うちの本丸には燭台切光忠や歌仙兼定みたいな、厨に立てる子が居ないからね笑
私のご飯で許してもらってる笑』
日向「主自らがご飯を作るなんて初めて聞いたよ!」
鶴丸「だが、主の作るご飯は光坊並みに上手い!
それにいつも驚きをくれるから俺は主の作るご飯は好きだ!」
物吉「そうなんですね!!鶴丸様がそこまで言われるなら、主様のご飯が楽しみになりました!」
『鶴さん、あんまりハードル上げないでよ〜笑
失敗した時どーするのよ〜笑』
鶴丸「失敗した時は失敗したご飯も俺は食べるぞ!」
『そういうとこはイケメンな伊達男が出てるよね〜笑』