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12歳年下の旦那様との甘い生活

第4章 私の37回目のお誕生日



ゲートを入ってすぐの所の
オルカのオブジェの所で、
記念撮影をする人の
順番を待って、旦那さんと
一緒に記念撮影をして。

その時に旦那さんが、
近くに居たキャストの人に
何かを話していて。
何を話してるんだろうと思って
その様子を見ていたら。

運転免許証を確認させて欲しいと
そのキャストの人が
私に声を掛けて来て。
分からないままに提示すると。
オリジナルの
birthdayステッカーを…
貰ってしまったんだけど。

『お誕生日、
おめでとうございまーす』

『ハッピーバースデー!』

と…その場にいたキャストの人に
お祝いをされてしまって。
周囲の注目が集まったから。

小さな子供だったら、まだしも
その場から逃げる様にして
アクアライブの方へと向かった。

前の須磨海浜水族園の頃から、
広い敷地に建物が幾つかあって
それを周って行く感じだったけど。

メインゲートのすぐ左側が
オルカのショーが見える
オルカスタジアムになっていて。

右側にイルカショーが観れる
ドルフィンスタジアム。
そのドルフィンスタジアムと
連絡通路でさっき私達が見ていた
スマコレクションが含まれている
アクアライブの建物に連結している。

『ちょっと、巴さぁ~ん、
怒ってるんですか?巴さーん』

こっちが早足になってるから、
彼がそうこっちに尋ねて来て。

「だって…あんなの…恥ずかしいし…
小さな子だったらいいけど…
良い年齢した…おばさんが……ッ」

『え、でも…公式サイトに
2人での楽しみ方って言うので
モデルコースの紹介のページの中に
お誕生日の月に来たら
オリジナルシールプレゼントって
書いてあったんで…記念になるかなって…』

「お誕生日のシール……」

『ここが出来たの6月ですし、
6月、7月、8月生まれの人は
持ってると思いますけど、
今日は1日ですからね。
9月生まれさんの中では
一番ノリですよ、シール貰えるの』

私は…こう言うデートで来た時に
チケットとか…映画の半券を
捨てられない…タイプだから。
そのコレクションの中に、
これも一緒に加える事にした。



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