第4章 私の37回目のお誕生日
「はぁああぁあん…!ああぁっ
あっ、んぁああぁあ゛―――ッ!!」
とまぁ…こんな感じに…、
12歳年下の旦那さんの
好き好き大好き可愛い愛してる攻撃に。
ぐずぐずにされて愛されてしまって。
ホテルのベッドの上で
何度もイってしまって。
気持ち良く…なりすぎ…ちゃって…、
次に…気が付いた時には…夜明け前だった。
巴が隣を見ると、旦那さんが
すぅすぅと寝息を立てて寝ていて。
ジンジンと…左の首筋に当たりに
なんか…鈍い痛みを感じて…。
そっと…彼を起こさない様にして
巴がベッドを抜け出すと、
おトイレに…向かって
おトイレはバスルームの中にあるし
そこに洗面所もあるから
鏡で左の首筋を確かめようと思った。
広すぎて完全に区切られていない
おトイレはどうにも
用を足すには落ち着いて出来ないけど。
用を足して、洗面所で手を洗って。
目の前にある鏡で首筋を見ると
さっきのえっちの時に…
いつの間にやら跡を旦那さんが
付けていたみたいで…。
それもご丁寧に外から見える場所に。
朝になって港斗が目を醒ましたら、
見える場所はダメって怒らないとと
そんな事を思いながら、
バスルームを後にして部屋に戻ると
冷蔵庫の中に冷えている
サービスのミネラルウォーターを出して。
喘ぎ過ぎて乾いた喉を
その水を飲んで潤した。
ホテルにはバスローブと
パジャマも備え付けてあったから
下着はしないでパジャマを着て。
彼の横に潜り込んで、
もうちょっと巴は眠る事にした…。
起きる時間になって、
彼がこっちの身体を弄って来て。
私が全裸だったはずなのに、
パジャマを着てることを
不満そうにしてたけど。
そのまま…流されるままに
彼に…抱かれてしまっていて。
朝ご飯の前に、シャワーを浴びて
それから身支度を整えた。
今回はイグレックで、神戸北野ホテルの
名物でもある世界一の朝食を頂いて。
神戸北野ホテルをチェックアウトした。
神戸北野ホテルからは、
目的地である須磨シーワールドは
車で20分も掛からないぐらいで。
15分…16分とかぐらいの近さだ。
駐車場に車を駐めて、
須磨シーワールドの入口に向かった。