第6章 青い果実

「彼女とはいつも正常位でしかしないよ…美都は特別だよ…」

そうか、この青年はいつも彼女とは正常位でしかセックスをしないのか。
だから、もっと色々な体位で冒険したいのだろうか。

私は、身体を突かれながらそんな事を思っていた。

「み、美都、最高にいい…」
「わ、私もす、凄く感じるわ…」

トオルは私の身体を部屋の壁から引き離すとベッドへと押し倒した。
私の花弁はペニスをキツク咥えて離す事をしなかった。

トオルは私の身体を力の限り突いてくる。
若い男とは何故こうも激しく突いてくるのだろう。

この激しさが私には堪らなくセックスに酔いしれる事ができたのだ。
私の脚を大きく開きまんぐり返しをすると、ペニスの結合部分をトオルは見ていた。

その結合した部分から“グジュグユ”と音がしていていやらしかった。
私の花弁から甘い愛液が流れ出ていた。

「あぁ、み、美都、たまらない…」

トオルはそう言うともっと激しくピストンを繰り返してくる。
その光景はオスとメスの交尾そのものだった。

それくらいに、トオルは私の身体をグチャグチャにしてゆく。
私は、この若い身体に酔いしれていた。

力強く突き上げられることに最高の快感を得ていたのだ。
夫の誠一とのセックスでは味わえないものを味わっていた。

自分は本当にいやらしいのだと思わずにはいられなかった。