第17章 愛しい君
『っあ、、、ン、、んぁ、、やっ、、』
「ッ聞こえねぇだろ、、、手前の声がッ、、、」
必死に声を抑えようと口に手を当てているの手を掴み取りシーツへと縫い付ける。
腰を回し乍ら奥を突き上げると甘い声が漏れる。
の瞳からは快感のせいか涙が流れていた。
その姿があまりにも愛らしかった。
流れる涙を舐めとり、腰の動きを早める、、、
身体を重ね合わせるのが久しぶりのせいか余裕がなかった。
『ッんぁ、、、あっ、、ンッ』
「ッく、、、そろそろやべぇ、、、」
『ぁっ、、ン、、、私も、、中也好きっ、、、ッ!ぁあん』
「ッ、、俺も好きだ、、、愛してる」
の唇を再び塞ぎ、一番奥めがけて数回突き上げればは悲鳴に近い声を上げイッた。
ギリギリのところで彼女のナカからなんとか抜け出し、の腹の上に熱を吐き出した。
『はぁ、、はぁ、、ッ!ま、待って、、まだイッたばか、、ッんぁ!』
再び襲いかかる快感には甘い声を上げる。
「ッ、、1週間手前を抱けてねぇんだ。今日はとことん付き合ってもらうぜ?」
ニヤリと笑う中也にはきゅんとし無意識に中也のモノを締め付けた。
勿論中也はそれを見逃さない。
逃げようとするの腰を掴み、ガツガツと突き上げた。
中也は宣言通りを抱き潰した。
二人が小説世界から抜け出したのは二日後のことだったそうだ。