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綺麗な薔薇には棘がある

第12章 服を贈る理由


----翌日

「ッ//凄ぇ似合ってるじゃねぇか!」

『ありがとう』

部屋の前まで迎えに行くと、扉から現れた彼女に息を呑んだ。

まるで天使。

「よし、行くか!」

との手を掴んだ時だ、、、

〜♪

俺の携帯から着信音が鳴った。

なんとなく嫌な予感がした。


「悪ぃ、首領からの呼び出した。」

判りやすく肩を落とす中也。

中也の嫌な予感は的中したのであった。

『大丈夫』

は特に表情を変えることなく答える。

「本当に悪い!今度埋め合わせする!!」

中也は にそう云い残し、森の元へと向かったのであった。

中也の後ろ姿をただ静かに見つめるであったが、背後に気配を感じ振り向くとそこには、、、、

??「ん?か?」

『織田作。』

そこにいたのは織田作之助であった。

織田作「白のワンピースか。よく似合ってるぞ」

『ありがとう』

いつもの違う装いのに織田作は何処かへ行くのかと問うと、急遽予定がなくなったと答える。

織田作は先ほど慌てて廊下を走る中也を見たことを思い出し、なんとなく察したのであった。


は中也のために目が仕込んだのだ、せっかくお洒落したのに勿体無いと思った織田作は、、、、

織田作「、俺は今から爆弾処理の仕事がある。それが終わったら太宰たちと呑む予定だが一緒に来るか?」

『うん。』

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