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綺麗な薔薇には棘がある

第12章 服を贈る理由


『ッ////』

目の前にいるのあまりの美しさに息を呑んだ。

真っ赤なドレスを見に纏い、いつもより濃い化粧を施されたは妖艶で、とても美しかった。

「凄ぇ似合ってる、ほら行くぞ」

の手を掴み取り、店を出てとある場所へと向かった。

今日は首領との食事会、勿論高級レストランなのでドレスアップしたのだ。

『中也、お金いくらだった?』

「ンなのいらねぇよ。」

『でも、、、高かったでしょ?』

「なぁ、男が女に服を贈る理由知ってるか?」

俺の問いには頬を赤らめて頷いた。

「ふっ、、、そーいうこった」

『ねぇ、、、じゃああの時もそう云う意味だったの、、、?』

「げっ、、、いや、その、、だな、、、」


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