第2章 私の居場所(家康)
「家康!…だから…私は…家康のことが……………す、好きです。好き…よりも大好き…なんだと思う。家康の隣が私の居場所なの。だから傍にいさせ…」
「やめてよ!!可愛すぎる!!!」
家康は思わずに口づけした
「ん・・いぇやす…」
ちゅっ
「…これからもずっと好きだよ。500年後に帰らないで」
「うん。そのつもり。家康…私、家康の傍に…?」
「当たり前じゃん!」
「…ふふふ嬉しっ。ねぇ~?家康?…光秀さんってさぁ~やっぱり優しいよね。」
「あーーまぁーーーそーーなんじゃないの?見方によるけど、今度会ったら御礼を言おうと思うよ。」
「ねぇ…今日はまだ傍にいてくれる?」
「あんたさ、あんまり煽らないでよね。」
家康の後ろから細い腕で抱きつくと、腕組みしてた手がの腕と腰に回ってきて、一気に横抱きされてしまった
「は良い匂いがする。」
自分の体をくんくんと嗅ぐ。
「ほんと?光秀さんのお部屋の香かな?」
何の気なしに言うに腹が立って思わず口を塞ぐ
「、その名前出すの禁止ね」
家康が珍しく膨れているので、が代わりに家康のほっぺをぷにっとしてあげた。
家康が噴き出して笑った様子に、は嬉しくなって、家康を抱き締めた。
-完-