第30章 黒いレックウザの導き
「あの!ルシアスさん」
「この鍵はどうして父さんが持っていて私に託したんですか?そもそもなんで父さんが鍵を持っていたんですか?」
「ギベオンに奪われたんだ‥それで時を超え君の父リュウさんの元へ‥そして君の元へと来たんだろう‥だが結果的にはそれで良かったんだ!今の鍵の保有者は俺じゃない君だ」
スピネルはそう言って微笑んだ
たちを包んでいた光が消えた
「驚いたな‥すべてはレックウザとジガルデの意思だったとは‥」
「でもレックウザは一度も手は貸さなかった‥それは君たちがパゴゴのために自らの意思でラクアを目指したからだ!君たちの冒険だったからだ!!」
それをきいてリコたちは微笑んだ
「ならばなぜルシアス!ラクアの封印を解かせた!」
「封印するだけじゃ駄目なんだ!!」