第12章 お母さん
「最近スピネルくんとはどう?」
「どうって‥何‥?」
「だから最近どうだって聞いてんの!何か進展あった?」
ノマは嬉しそうにそう言った
「何いってんのかわかんない‥」
「フリードくんに邪魔されてるとか!?」
はため息をついた
「フリードは私の恋人だよ」
するとノマは血相を変えた
「お母さん‥?」
「そう‥弱みを握られてるのね‥フリードくんに‥可哀想に‥あなたとスピネルくんは許婚‥それをよく思ってないってことね」
はノマの許婚という言葉に驚きを隠せなかった
「許婚‥‥?私はそんな約束した覚えない!!幼少期に私スピネルさんとは会ってないし会ったこともない!!」