第7章 投資
私は、株式投資には詳しくないのでここではあまり書くことがないと思う。
ヤマザキと誕生日のプレゼントを買いに行ってから3か月以上たった頃だったと思う。
季節はもう10月になっていた。
当時は、まだ地球温暖化はそんなに進んでおらず、気温は10月になるととても涼しくなっていた。
この頃、ヤマザキは株式投資を本格的に始めたらしかった。
そして、利益もそこそこ上げるようになってきていた。
ヤマザキの株式投資の友人の東くんもかなりの利益を得ていた様だった。
そもそも株式投資とはどのようなものなのだろう。
素人の私でも理解できるだろうか。
株式投資とは、株式の売買や投資企業からの配当金などによって利益を得る投資方法らしい。
株式とは、株式会社が事業を運営する資金として出資してくれた人に発行する証券だ。
この様に、株式を購入した人を「株主」と言うらしい。
企業が事業を拡大したり新規サービスを提供したりするには資金が必要になる。
その資金は、銀行から借り受ける方法もあるが、株式を発行して投資家に出資してもらうと言う方式がある。
銀行からの借入などには返済が必要だが、株式投資は、人々が企業成長や将来性に期待して出資するものなので企業には返済の義務はなくなる。
企業側としては株式とは非常に都合がいいと言える。
出資家である株主は、出資額に応じてさまざまな権利を得ることができるらしい。
売買差益や配当金、株主優待、株主総会での議決権などだ。
また、株式投資に於いては、企業の成績が好調で株式を購入した時よりも価格が上がった際に、その株式を売却して利益を得ることができるらしい。