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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第25章 懐玉







「君が夏油君?」

その時、私と灰原の前に一人の女性が姿を現した。

「どんな女がタイプかな?」

いきなり現れていきなり意味不明な質問をするこの人に、疑いの目を向ける。

「どちら様ですか?」
「自分は沢山食べる子が好きです!!」

だというのに、一つ下の後輩は何の疑いもなしに普通に質問に答えた。

「灰原……」
「大丈夫ですよ。悪い人じゃないです。人を見る目には自信があります」
「……私の隣に座っておいてか?」
「?……ハイ!!」
「………」
「あっはっはっ!君、今のは皮肉だよ」

君が思うほど私は「善い人」ではない。
それなのに曇りのないその瞳で元気よく頷かれると調子が狂ってしまうな。

その後、灰原は明日に備えるとのことで去っていった。
その代わりに女性が灰原が座っていた場所に腰を下ろした。
灰原の素直で人をあまり疑わず、常に周囲に明るく愛想良く振る舞う性格はすごくいいと思うけど、時には人を疑うべきだとも思う。
術師ならなおさら。

「で、夏油君は答えてくれないのかな?」
「まずはアナタが答えて下さいよ。どちら様?」
「特級術師、九十九由基。って言えば分かるかな?」

まさか目の前の女性が特級術師の九十九さんだとは思わなかった。
特級の癖に任務を受けずに海外をプラプラしてるというろくでなしの人。





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