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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第25章 懐玉







その後、私達は沖縄を満喫しまくった。

私と黒井さん、悟と理子ちゃんとで分かれてカヤックで川下りをしたり。
はじめこそ悟たちははしゃぎにはしゃいで、川の水を掛け合ったり、ものすごいスピードで漕いだり、ひっくり返ってびしょ濡れになったりしていたけど、そのうちに沖縄の大自然に触れてゆっくりとその景色を堪能していた。

カヤックでの川下りの後は少し遅めの昼食を取った。
沖縄名物の一つ、沖縄そばをみんなで食べる。
ラーメンともうどんともいえない、その中間あたりの食べ物。
よそ見をしている理子ちゃんの沖縄うどんの中に大量に七味を入れてゲラゲラと笑う悟と芸人みたいな反応をする理子ちゃんに、私も黒井さんも笑った。
4人の笑い声が沖縄の空に響いて、みんなで食べるご飯は美味しかった。

「他に行きたい場所はあるかい?」
「水族館に行きたい。行ったことないから」
「じゃあ行こうか」

星漿体として幼い頃から外出は制限されていたはず。
海も水族館もカヤックも何もかもが初めてだろう。
色んなものを見て、触れて、彼女の狭かった世界が少しでも広がればいいと思った。
少しでも楽しい時間を、思い出を、残してほしい。

「あっちにふれあいコーナーあるらしいぜ」
「ナマコ⁉ナマコはおるのか⁉」
「ナマコはいなんじゃないかな。というか気に入ったの?」
「あのキモさはずっと見てても飽きないのじゃ」
「美人は3分で飽きるけどブスはずっと見てても飽きないもんな」
「全国の女性を敵にまわしたね」

悪気なしで言っているから質が悪い。
理子ちゃんと黒井さんの顔を見てみなよ。
今にもオマエを殺そうとしている形相をしているよ。



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