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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第25章 懐玉







――五条悟side――




傑が懐柔している呪霊が2体祓われた。
つまりこの学校に呪詛師集団が少なくとも2人いるということになる。

ここで天内が殺されでもしたら護衛の意味がない。
結界も張っていない場所だとこうなるから、目の届く範囲で護衛させろつったのに、何が「友達に見られたくない」だ。
自分の命よりも友達の目が気になんのかよ、クソガキが。

黒井さんは音楽室、傑は正体不明の2人を、そして俺は礼拝堂へとそれぞれ走り出した。
つうか礼拝堂ってどこだ。
天内の気配を探しながらただただ長い廊下を走る。

そして気配の強くなった場所、礼拝堂を見つけ勢いよく扉を開ける。

「天内!!」

瞬間、黄色い声が礼拝堂の中に響き渡った。
どうやら俺のこの顔にみんなやられたらしい。
そりゃそうだろ。
俺、かっこいいもん。

もう少しだけ黄色い声と注目を浴びたいところだが、そんな余裕はない。
このまま高専に行って天内の安全を確保する。

片手に天内を抱えたまま高専に向かっている時、目の前に紙袋を被った奴が1、2、3、4人……。
どれも同じ背格好、どういう術式だ。
六眼で視ようとしたら、傑から電話がかかってきた。

天内の首に3000万の懸賞金。
傑はそう言った。
呪詛師御用達の闇サイトで期限付きで、その期限は明後日の午前11時まで。

成程。
だからか。
こいつらは呪詛師集団の連中とは無関係のただの懸賞金につられたバカということか。




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