第4章 対面
そしてなぜか話はカップ焼きそばの話題に。
なんで寿司を食いながらカップ焼きそばの話になったのか。
さっき虎杖がカップ焼きそばと焼きそばがうんたらかんたらという話から来ているのだが。
「うっそでしょ!!バ〇ーン売ってないの⁉」
「バ〇ーンってなに。爆発でもすんの?」
どうやら釘崎の好きなカップ焼きそばが東京には売っていないことが判明した。
大きくショックを受ける釘崎。
「バ〇ーン売ってないとか信じらんない。わかめスープが無くて何が焼きそばよ‼」
「バ〇ーンうまいよな」
「虎杖!!お前はわかってくれると思った!!」
「スープついてんの?」
「そうよ。捨てるお湯で作るんだけど、これがくっそうまい」
「へぇ」
「焼きそばバ〇ーン、東北と信越地方限定らしいぞ」
スマホで検索した伏黒の言葉に「そーなの?」と二人の声が重なる。
じゃあ知らなくて当然だった。
「ちなみに。メ〇子ちゃんゼリーも東北限定だよ」
「「うっそ!!」」
また二人の声が重なる。
てかなんで五条悟がそのこと知ってんだよ。
東北大好きか。
「メ〇子ちゃんゼリーもバ〇ーンもない……。東京の人間はどうやって育ってきたのよ……」
「いや、普通に育つわ」
「メ〇子ちゃんがないなんて……ありえない」
「どんだけメ〇子ちゃんに思い入れあるんだよ、虎杖は」
多大なショックを受けている二人をよそに私は、納豆巻を注文した。
あと磯の味噌汁も。