第1章 出会いはテニスコート
パコーン、パコーン
「お、いちご!丸井先輩いるよ!」
「本当だ、あっ…」
凄く集中してる…。
パコーン
「あっ!」
「妙技『綱渡り』…天才的だろぃ??」
凄い✨ボールがネットの上を転がって相手のコートに…
「ん?…おっいちごじゃん!おーい!」
「あっ、ブン太先輩こっち来るどうしたら汗」
「いちご落ち着け!」パシッ
菜乃花ちゃん頭は叩かないで( ;꒳; )
「ぶ、ブン太先輩こんにちは!」
「よぉ、練習見に来てくれたのか??」
「は、はい!あのさっきの凄かったです!ボールがあんなに器用にネット上転がって相手のコートに入るなんて!」
「ははっ、天才的だろぃ??
俺の天才的ボレーはまだまだあるんだぜぃ!それより、これからどっか行くのか??1年は今日このまま帰宅だろぃ?」
「あっ、はい!実は「近いデートの為に洋服買いに行くんですよね〜??」な、菜乃花ちゃん!!///」
「っ?!そうなのか??///」
「え、えっと、はい…///」
穴があったら入りたい///
「あっ、そういえばテニス部って今日部活何時に終わるんですか??」
「あ、え〜と今日は12時には終わりだったな」
「だったら丸井先輩も一緒に行きます??」
「ちょ、菜乃花ちゃん?!///」
いきなり何言って?!
「いちごこれは丸井先輩の好みを知るチャンスだよ??」
「?!で、でも急に誘ったら失礼じゃ…」
「いや、行く!行かせてくれ!///」
えっ?!///
「あぁ〜、その服は出掛ける時の楽しみに見ないようにするからいいか??///」
「ブ、ブン太先輩が平気なら…ぜひ///」ニコ
「おうっ!そうしたら練習終わるまで待ってろぃ!終わったら連絡するからよ!」ナデナデ
「は、はい!!///」
また丸井先輩に頭撫でられ?!
「おっと、またすまねぇ…。お前の髪撫でやすくってよ///」