第1章 出会いはテニスコート

いちごside

「俺とデートしようぜぃ？？」

え？え？
今丸井先輩なんて…

「えっ///デートですか？？///」

わ、私の聞き間違いだったらどうし

「おぅ、デートだ！」

じゃなかった…///
デートのお誘いなんて一度もされた事ないし何よりそれが丸井先輩なんて…。






…………

「えっ、何でですか？？」

「えっ？いや、それはだなぁその」

「そうですよ、丸井先輩はかっこいいから私何かじゃなくってもっと素敵な人と行くべきなのに…」

どうして私なの？！

「あぁ、そう来るんかぁ。
俺がいちごと仲良くなりたいって言っても駄目かぁ？？」

「仲良くですか？？」

私と丸井先輩が？？

「おぅ、友達として仲良くなりたいんだよ。あと丸井じゃなくってブン太って呼んでくれぃ。」

「ブン太先輩…。」

「そうそう、それでいい。」

「本当私でいいんですか？？」

「いちごがいいんだよ、それで行く？」

「行きたいです！」

丸井…いや、ブン太先輩とデート///
何だろう胸が苦しい…

でも、それと同時に嬉しいとも思う…

「凄く…楽しみです!///」

「おう///てか、電話番号とメアド終えしてくれねぇ？？その時にまた場所とか送るは」

「あ、はい！えっと電話番号が…」

「…よし！これで何時でも連絡とれるな！」

「はい！楽しみです！！」

「ふっ、なぁそういえば部活とかってもう決めてるか？？」

「いえ、まだ特にはやりたいのがまだ決まってないので少しの間は帰宅部でいいかな〜と」

「だったら、テニス部のマネージャーしろよ」

マネージャー？！私に出来るかな？？
何より他の人達に恨まれるんじゃ？！

「えっと、マネージャーは…。」

「ダメか？？」

うぅ、そんな子犬みたいな目で見つめられたら…

「分かりました、ブン太先輩が言うなら」

「よっしゃ、決まりだな！俺から幸村君には伝えておくから任せとけよい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えっ、頭撫でられて///