第3章 初マネージャー
「じゃあ、俺先に行ってるからよぉ!またなぁ///」
「あ、はい!また!」
タッタタタ……
「いやぁ、朝からラブラブな光景見せて頂きました!」
「もぅ、菜乃花ちゃん!からかわないでよ〜///」
「あんな所で見せつけたお前らが悪い」ペシッ
「あぅ〜🥺」
確かに、こんな沢山の人がいる所であれだったかも…///だけど、朝からブン太先輩に会えた嬉しい気持ちの方が大きい…
「それより、うちらも早く行くよぉ〜」
「あっ、待ってよぉ!菜乃花ちゃ〜ん!」
…………
キーンコーンカーンコーン
う〜ん、やっとお昼だあー!!!!
「菜乃花ちゃん一緒に食べよぉ!」
「うん、いいよぉ」
ブブー
あっ、ブン太先輩から電話!
チラッ
「早く出な、待っててあげるから」ナデナデ
「うん!…ピッもしもし!」
『おぅ、なぁお昼一緒に食わねぇか??そのテニス部のヤツらに今日からのマネージャーと俺の彼女って紹介してぇんだが///もちろん、いちごの友達も一緒にだぁ!』
「私は大丈夫です…菜乃花ちゃんが」チラッ
「( ¯꒳¯ )b✧」
「…!!友達も大丈夫らしいです!」
『よっしゃぁ!じゃあ屋上集合なぁ!』
「はい!…ピッ」
やったぁ、ブン太先輩とお昼ご飯も一緒だぁ!
「良かったねぇ〜」ニッ
「うん!」
「屋上集合何でしょ??早く行こ?」
「うん、ちょっと待ってぇ〜!」
………
カチャ
「失礼しまぁす??」
「何で屋上でそうなるん笑」
「だって、だって屋上って中々入る機会なかったから緊張して」汗
えーとブン太先輩は…キョロキョロ
「おーぃ、いちご!こっちだ!」
「おっ!丸井先輩の彼女来たんすか??」
「赤也、お前はぜってぇいちごに近寄んなよ」
「何でっすか?!」
「お前さんは、惚れやすいからのぉ〜。ブンちゃんも醜い嫉妬だぜよぉ」
「仁王うるせぇぞ///」
「こらこら、お前達彼女達が混乱するだろう??早くお座り」
「全く、食事をする前からこれとはたるんどる!!!!」
「まぁ、こうなる事は95.7%は想定していた」
「全く仕方ありませんね」