• テキストサイズ

秋の夜に置いてきた恋【イケメン戦国】

第5章 事件



秀吉「さくら何があった?」


刀をぼとっと落とし
さくら「秀吉様申し訳ありません」と震えながら両腕を抱えた。


振り下ろした刀に迷いはなかったものの、さくらは腰が抜けて立てない。

短刀を持った手を切り落とされた女中を見て全てを悟った秀吉様は、家臣を何人か呼んだ。

さくらの背中をさすりながら、あれやこれやと指示を出している。

そこに騒ぎを聞きつけた政宗様も走って来た。


急に我に返って気が狂ったようにさくらが大声で叫んだ


さくら「お願いします。あおいを助けてください」



さくら自身が、矛盾しおかしな事を言っているのは承知だが、嗚咽を吐きながらぶるぶると震え死んだ友人を助けてくれと懇願した。
/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp