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人魚姫 【文スト/中原中也】

第17章 欲しいモノ


そうとなれば善は急げだ!

さっさと風呂から上がり、タケルを寝かしつける。

あまりの速さにもかなり驚いていた。

勿論、俺が急いでいる理由は彼女は知らない。

別にとの夜は盛んな方だ、然しタケルが来たばかりってこともあり避妊はしていたのだ。

一通り片付けが終わったをソファーへ座らせ、後ろから抱き締める。

「、、、子供作ろうぜ?」

耳元で敢えて囁けばピクッと身体を震わせる

『えっ?』

「タケルが兄弟が欲しいって云ってたんだ。」

『あっ、、ン、、、ま、待って!お、お風呂入りたい、、ドサッ)きゃっ!』

「どうせ今から汗だくになんだ、風呂なんか後ででいいだろ?」

『だけどっ、、、んぅ』

抵抗する口を唇で塞げば、大人しくなる。

が俺の接吻に弱いことは知っている。

逃げる舌を捕まえ、絡ませば甘い声を漏らす。

その声に俺のモノは次第に熱を持ち始めるのであった。

「ちゅっ、、、なぁ。ここで犯されるかベッドでなら何方が善い?」

逃げられないと悟ったは小さな声で"ベッドがいい"と呟いた。

の答えに自然と口角が上がる俺は彼女を横抱きにし、寝室へと向かったのであった、、、、



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