第15章 結婚の挨拶
「はぁ、、、、なんかどっと疲れたぜ、、、」
『お疲れ様。』
にっこりと微笑むの膝に顔を埋める中也。
『ふふ、中也くんなんだか猫みたい、、、』
そう云い乍らは中也の頭を撫でる。
「ンだよ、猫って、、、、」
とは云うものの、満更でもない様子の中也。
然し、中也の頭の中ではとの結婚を探偵社の社長にどう納得させようかとそればかり考えていた。
今日はどストレートに伝えたが、結局不発に終わっちまった。
首領に頭を下げて、一緒に来てもらうか、、、、。
首領にとの結婚を報告したが、すんなり了承してくれた。
なんなら、、、、
森「子供はいつ頃の予定なんだい?女の子であれば私が名付け親にっ!!」
エリス「リンタロウは気が早すぎるわ、それに名前をつけるのは親である中也達でしょ?」
ごもっともだ。
森「エリスちゃん、、、、もしかして妬いているのかい?」
エリス「そんな訳ないでしょ!それより、中也おめでとう!是非今度にも逢ってみたいわ!」
「エリス嬢、、、ありがとうございます。はい、伝えておきます。」
ってな感じで首領への報告は無事に終わったのだ。
やはり、聞いていた通り探偵社社長はかなり手強そうだ。
挨拶に行ったときも終始、仏頂面。
結婚への道のりは遠そうだ、、、、。
「はぁ、、、。」
自然と溜め息が出る、、、。