第10章 Trick or Treat
タケル「あっ、!あれ?猫じゃないの?」
タケルは猫の仮装をしていないに疑問を持った。
「よぉ、タケル。あの衣装なのサイズには合わなかったからこれにさせたぜ?」
は真っ黒のロングワンピースに大きめの黒の帽子を被らされていた。
タケル「そっかー、残念。でも魔女のもよく似合ってる!」
何故が魔女の格好になったか?
理由は2つある。
1つは彼女の身体の至る所に中也のつけた赤い華が咲かされているから。
太ももや、二の腕、普段見えない位置も猫の衣装を着れば丸わかりの位置に付けられたのだ。
2つ目は、昨晩の情事が盛り上がりすぎて衣装自体使い物にならなくなったから。
どちらも中也の仕業。
結局の所、可愛いを周りに見せたくない嫉妬心丸出しの中也であったのだ。
の背後にそっと近づき、耳打ちをする。
途端には顔を真っ赤にするも、小さく頷いた。
中也は満足げな顔で、今晩のことを考えるのであった。
今日はハロウィンだ。
「今晩も悪戯でいいか、、、、?」