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【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第9章 ハジメテ ✢





「つか夢ちゃん、絶対ハジメテじゃないよね?」




───え。




なんで?なんで、そんなこと聞くの?




「テクニシャンすぎだし♡

もし経験済みでも俺は気にしないよ。今は俺達がイイカンジなのは変わんないし♪」




───気にしない、の?




どうでも良いの?


でも私、本当は……




ハジメテは、蜂楽とが良かったんだよ?




「夢ちゃん学校だとマジメ生徒会長だし、ちょっと意外だなー。
でもそのギャップがまたエロくてそそられる♡」




───私の、ハジメテ。




私のハジメテは……




どうして、今じゃない……?






「……廻、ごめん。

今日はもう、これ以上できない。」






───なに、言ってるの私?




そんなこと言ったら……蜂楽が傷付いて……






「ゴム無いし。避妊、どうするつもりだったの?」






───嘘つき。




本当は、学校のリュックにいつも入れてある。


今日はそれを使うつもりだった。




両親が私を縛り付けるための


支配的な“鉄の首輪”が。






「夢ちゃん、急にどした



「ちゃんと避妊もせずに高校生がセックスしたらダメなことくらい判るよね?

もしかしてヤリ逃げするつもりだった?」






───やだやだやだ……!!




どうしてこんな酷いこと言うの……!?


蜂楽がそんなこと、するわけないのに……!!






私、本当はあなたのこと───。


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