第9章 ハジメテ ✢R18
「はぁ……やるね。夢ちゃん♡」
私に体を覆いかぶせながらも、息が荒くなる蜂楽。
蜂楽の頬を両手で包みこんで、目についた所に繰り返しキスした。
「んっ、ん……」
「っ、ん、ん」
唇、頬、鼻筋、瞼、額、眉……何度も執拗に。
「(キスとまんない。)」
蜂楽の愛おしさに、口付ける。
始めたらきりが無い。
「あ……ん、夢ちゃんっ、積極的ぃ♡」
蜂楽の色気ある声が……私のタガを外していく。
「ね、廻?」
「なぁに?えっちなおねーさん?」
「廻のココ、フェラしてあげよっか?」
蜂楽の大きくなった雄を、ジャージのズボンの上から撫であげた。
「〜〜っ、夢ちゃぁんっ♡」
顔を更に赤くさせて、身震いする蜂楽。
最高に……色っぽい。
確かに、今日の私はとてもノッている。
なんていうか、かなりハイだ。
普段は何事も冷静でいるように心掛けているから、
こんな自分は、自分も知らない。
それ程までに私は、蜂楽廻という人に……
どっぷり沼っている。