第9章 ハジメテ ✢R18
「やあぁっ……!そんな、したらっ……!」
「したらどーなっちゃう?まだ上しか攻めてないよ?」
「あ、うぅ……廻ぅ……!」
「もうイッちゃうの?それとも、本チャンの俺が欲しくてたまらなくなっちゃう?」
ちょっと反逆してみたくなって、上半身を起こして蜂楽の首に吸い付いた。
「はりゃ?パイセンから俺に前戯なんてしてくれんだ♡」
キスマークは付けないように。
優しく、ねっとり、やらしく……吸って舐めて。
「んねぇっ、首って、結構感じんねぇ……♡」
蜂楽は吐息混じりに言った。
「キスマ、付けてもいーよぉ?」
「(ううっ……可愛いよぉ……!!)」
やわやわと吸っていた唇を少し尖らせて、ちょっと強めに吸い付く。
「あ♡」
「エッチな声してんの、廻じゃんっ。」
蜂楽の白い首筋に、赤い印を刻んだ。
キスマークの上からペロペロ舐めて、ちょっと移動して喉仏を甘噛みする。
「夢ちゃん案外っ、攻めじょーずっ……♡」
「廻が、可愛いからぁ。」
喋ると上下に動く蜂楽の喉仏。
そこも舌を這わせながら、両方の乳首を指で擦って刺激した。
「あっ、ちょ、そこは……はぁ、ダメっ……♡」
本当に……どっちが女の子か判んない。