第9章 ハジメテ ✢
「俺の脳内で毎日繰り返されてたセックスが…
本物(リアル)夢ちゃんにどこまで通用するのか、見ものだね♪」
蜂楽は舌を出して、唇を一周舐めた。
この声で聞くなんて想像もしなかった卑猥な言葉で、心臓がドクンと動く。
「柔らかくて可愛いおっぱい…♡大きすぎず小さすぎず、手への収まりが丁度いいや。」
「んんっ……そう、なの?」
背中に手を回して、不器用な手つきでブラのホックを外そうとしてる。
“外すのむず”って小さく呟いて、今までと違って
場慣れしてない感じがまた可愛くて仕方ない。
「俺は大きさよりも、感度重視なの♪」
「あぁっ……!」
胸の先端に吸い付かれて、背中が反る。
普段は感じない強い快感に一瞬で襲われる。
「ちくび小さめピンク…かーあいい♡
はっ…感度良好…喘ぎ声マジ、エロエロで…クッソかあいい♡」
「やっ…あ、そこでっ…しゃべっちゃダメぇ…!」
「もっと魅せてよ…えっちな夢ちゃんも全部。レロっ♪」
唾液をたっぷり含ませた蜂楽の舌が、私の胸の先端を行き来する。
反対側の先端も指先で転がされて、快感が倍になる。