• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第8章 だいじょーぶだよ





蜂楽の髪に顔を近付けると、汗に混じったシャンプーのいいにおいがする。




後ろ首に手を巻きつけると、しっかりとつく筋肉。

細身だから本当に忘れてしまいそうになるけど、こうやってくっつくと結構がっしりしてる。




斜め上から蜂楽を見ると、身長差で普段見えない前髪のインナーカラーがチラッと見えて可愛い。


前髪をかき上げて、黄色の生え際にキスした。


蜂楽のにおいがして……私の方が癒されちゃう。





「だいじょーぶだよ…だいじょーぶだよ…。」



蜂楽が私によく言ってくれる、魔法の言葉。



今朝だって私を何度も救った、特別な魔法だ。





唱えながら襟足の癖っ毛を撫でたら、蜂楽は私の胸に顔を寄せてきた。


思いっきり胸に顔埋められたけど、今は蜂楽を落ち着かせてあげたいよ。



大丈夫、大丈夫、だい……





「夢ちゃんのおっぱいやらかー、しやわせぇ♡でもシャツびっちょびちょで顔濡れたぁ。」


「どういう心情変化!!??」




私の胸に顔を埋めて、すりすりと動かす蜂楽。


重度のセクハラに、反射的に離れてしまった。


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp