• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第6章 たのしいひるやすみ【蜂楽視点】





その時、生徒会室の引き戸が勢い良く開いた。



突然、長身のオシャレメガネ男がズカズカ入ってくる。




なんじゃコイツ…。

俺と夢ちゃんのラブラブタイム邪魔しやがって。




そいつは、夢ちゃんの手首を掴んで俺から遠ざけた。




「蝶野くん…!?」




なーんか夢ちゃん、知り合いっぽいし。


俺以外の男と知り合うなし。


誰だよ、コイツ。





「蜜浦先輩、探しました。こんなところでこんなヤツと、何してるんです?」




制服をピシッと着てるこの男。


ブレザーには夢ちゃんと同じ、生徒会役員バッジ。


あれコイツ…どっかで見たよーな、見てないよーな。





「蜂楽…蜜浦先輩が嫌がってる。わきまえろ。」



「あ?」



聞き捨てならないねぇ。

ぽっと出のクソ新参者が。





「いきなり現れて失礼すぎませんかぁ?勝手に夢ちゃんに触っといて、セクハラだと思わないのぉ?

てかお前誰?なんで俺の名前知ってんの?」



「質問は一問一答にしろ。去年同じクラスだったろーが、バカが。」



「ありゃ、ひとつずつ質問しないと脳ミソ足りなくて覚えらんないのかな?俺、礼儀知らずのクソモブのコトなんていちいち覚えてないから。

ちゃあんと理解できた?オシャレ伊達メガネくん?」



「お前にだけは脳ミソのこと言われたくねぇよ。成績不振ヤロー。」



登場早々、クソムカつく。


/ 180ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp