第6章 たのしいひるやすみ【蜂楽視点】
「ありゃ?イチゴ大好き夢ちゃんなのに、イチゴ柄じゃないんだね。
でも今日の水色、俺は好きだよん♡」
みるみる真っ赤になっていく夢ちゃん。
きたきたぁ!可愛くてたまんないやつ!
アガるアガるぅ…♪
「っっ!!どこの“100%”の話してんの!!??」
「にゃっはは!スカート短すぎな夢ちゃんがいけないんだよー♪男の前ではもっと警戒しなきゃダーメ!」
椅子から飛び降りて、俺をポカスカぶってくる夢ちゃん。
「さいってー!!童顔ヘンタイ!!」
「だははっ!!ぜーんぜん痛くないよーん♪」
「今日のやつはダメだったのに!!信じらんない!!見た記憶消えるまでぶつから!!」
え、なんそれ。
なら他の……
勝負のやつなら見られても良い、ってか?
「ちょっと蜂楽っ!?怒られてんのに、なにニヤニヤしてんのっ!?」
夢ちゃん、それは俺にも……
ワンチャンありってコトすか……?