第39章 番外編Ⅲ エゴイスト日和 ✢
「っっ!?お、ぉ゛…♡ぃ、いくっ…!出る出る…!
パンパンしたら、発射しちゃうぅっ…♡はあぁぁ…」
期待通りの早漏。
鼻にかかった男の声で、面白いくらいに喘ぐ。
「ーーっっ!?ぅあっ…!あぁ゛っ…♡」
達しそうな瞬間、わざと膣から肉棒を外した。
月明かりに浮かぶ陰部のシルエットがいやらしい。
先端から発射した白濁液は当然、辺りに飛び散る。
乱れた上の服にパタパタと音を立てて落ち、
ふたりの下腹部にも、熱く青臭くまき散らした。
「あっはは…。あーあ、大量噴射だ。服もお腹も、廻の精子でドロッドロ。恥ずかしいね。」
「んあ゛…夢ちゃっ…極Sうぅ…♡」
「これも射精管理だよ。なんで外出しさせたと思う?」
「っっ♡俺だけ先、きもちくなっちゃったから…?」
「そうだよ?早漏すぎるお仕置き。残念だったね…熱い子宮のナカに注ぎ込めなくて。
だって私まだ、廻に気持ちよくされてないもんね?」
「はうぅ…ごめんなさい…♡次は夢ちゃんのコト、いっぱいイカせるっ…!
おれにおてつだい、させてくら、さぁい…♡」
「そのフニャフニャにとろけきった顔で?暗くてもよく見えるよ?」
「♡ お手柔らかぷりーず…」
飛び散った精液もそのままに、何度もセックスした。
座位や騎乗位で攻めていたはずが、いつの間にか少しずつ廻に逆転され始める。
「はっ、はぁ…廻…好き、だいすきぃ…!狂う、くらいぃ…!サッカー、してるのっ…かっこいい…!」
「あ♡夢ちゃん…ありがとっ、いつも応援してくれて…。下から突き上げて、パコパコしてあげるねっ…?」
「あ…は、ぅ…めぐ、そんっ…!ああ゛ぁぁ…♡」