第39章 番外編Ⅲ エゴイスト日和 ✢
「はあ、あ…初っ端から、ん、バッチ、バチいぃ…♡腰振るのっ、じょーずだ、ねぇ…♡」
「女の子にピストンされてっ、ハァハァ言ってる…。ついでにココ…はぁ…手、届いちゃうから。」
「あっ、ちくび、らめっ♡へぁぁ…さいこおぉ…♡」
「筋肉すごっ。体脂肪率何パー、なのっ…」
廻の片脚を抱え持って、その脚の側面に自分の陰核を擦り付けるように動く。
普段はしない体位ならではの興奮状態。
優さんが帰ってきてもおかしくない状況。
そして、本能から湧き立つエゴイストの嗜好。
でも主導権を握った私だって、実は余裕なんてない。
「言いなさいよっ。“夢ちゃんじゃないと…気持ちよく射精できない変態です”って…。」
「あ、ぁ…エゴ夢ちゃ…♡おクチ、エロぉ…♡」
「早く言わなきゃ乳首触らないし動かない。」
Tシャツに浮き出た胸の性感帯を弄っていた手。
それをパッと離して、腰の運動を止める。
「ぅ、あぁ…言うっ、からぁ…!だから…ちくびいっぱい、コシュコシュしてぇ…♡グッチュグチュ腰っ、動かしてえぇ…♡」
「ふふっ…ホント女子みたい。」
乳首からどかした手で、廻と指を絡ませ合う。
汗ばんでる骨張った手の甲を指でスベスベと触る。
「おれっ…夢ちゃんじゃないとぉ…きもちく射精できない、ヘンタイなんだぁ…♡
男なのにちくびも、感じまくって、フェラ寸止めで焦らされてっ…どМ開発されたから、カリ高ちんぽ悦って…発射っ、しそ、れすうぅ…♡」
「よく喋るコト…。ちゃんとエロ声で言えたね。」
「ねぇっ…夢ちゃんナカ、もぉ出していーい?」
「んー、どうしよっかなぁ。私まだっ…はぁっ、イッてないよ?」
意地悪に速いピストンを再開して、廻を煽る。