第35章 リバティ ✢
蜂楽を“彼氏役”に選んだあの時のような……
インスピレーションを信じて生きてやる。
私はもう、何でも自分で決められるから。
自分の人生は、自分で決めるから───。
蜂楽は私の脚と自分の脚を90度に交差させて、
ラストスパートをかける。
「ーーっっ♡あ、ぁ、あ゛っっ…!はげしっっ…!めぐりゅ…深ぁ…!イぐ、イぎゅうぅ…イッちゃっ…!
お゛ぉああ゛ー…!イぎゅうぅっっ…♡」
「にゃっはあぁ…♡夢っ、眼ぇイッてる…暗くても感じるっ…!はぁ、可愛い可愛い可愛い…!
夢…愛してるよぉ…♡はあぁ…!」
生徒会長も、トラウマの払拭も、尾行の恐怖も。
“廻物展”のロゴ制作も、大学入試も。
“支配”からの開放も。
全部全部、廻が側にいてくれたから乗り越えられた。
だから今だって、怖くなんかない。
「やあああ゛っっ…!イッてるイッてるうぅ…♡
やらぁっっ…!も、イッてるのにいぃ…♡」
「ーーっっ!んあぁ゛…キュンッキュンッだよナカっっ…!精子出ちゃっ…♡も、止まんなっっ…!
ワンモア絶頂ぉ…夢っっ…♡」