第35章 リバティ ✢
重い律動が子宮にガンガン響く。
私達、まだ子供なのに。
私達、いけないことしてるのに。
“生きてる意味”をひしひしと感じて
こんなにも心が燃え上がるのは……
どうしてなの───?
「あうぅっ…!めぐる、ひ、ああ゛…♡きてぇ、らしてぇっ…ナカぁ、はやくぅ、いっぱいぃ…!ああぁぁっ…!」
「あ゛…でりゅっ…♡夢っ、出すよおぉ…俺からの種付(プレゼント)っ…!も、孕んじゃえっ…♪
っ、おあ゛…!くっ、んん゛ーっっ…♡」
「あ、あっ、ぁん、お゛くっ…!ひ、あぁぁっ…♡めぐっ、子きゅ、こわれっ…!こわれるうぅ゛っ…!
ぃああっ…!ああぁ゛ーっっ…♡」
頭の中が、真っ白だ。
連続して絶頂に達して、眼がチカチカ眩んで…
最後にキスしてくれたのは、かろうじて判った。
部屋は暗いのに、特徴的な黄色の眼とインナーカラーがいつもより濃く見えた気がする。
ひとつ残らず、食い尽くされた気分だった。
意識を手放す瞬間まで、注がれた精液の熱さに浸っていた。