第35章 リバティ ✢
「ゴム、してないねぇ…?ナマちん、咥えちゃってるねぇ…?俺ら、いけないことっ、してるねぇっ…♡」
「あっ、あ゛…熱…!廻のぉ、あついぃ…♡」
「夢のナカもっ…クッソ熱ぃね…♡」
後ろから肩に歯を立てられる。
蜂楽の鋭い歯から、痛々しい程の愛が注ぎ込まれる。
体はされるがままで、頭は何も考えられない。
「はあぁっ…やば。あぁ゛ー、やばあぁ…♡」
「もっ、判るよ廻っ…?出そう、でしょ…?
やばいって、言うと、すぐイクっ…」
「ピンポン…。外っ、出すからぁ…♡にゃは。
コレぇ、言ってみたかったんだよね…♪」
「ふぁ、ばかぁ…!あっ…は、ひあぁ゛っ…♡」
「はぁ、はっ…!お゛ぁっ…!?んんん゛っ…♡」
がむしゃらに動かれて、素早く引き抜かれて……
お尻に出された、蜂楽の熱い欲望。
「はあ、あ…あぁ…♡」
「はぁっ、まだっ、出て、るぅ…♡」
ピュンピュンと何度も、細かく液体が飛んでくる感触。
それを肌で感じてしまうと……
今夜の“終わり”を嫌でも意識する。
───弱い私は、蜂楽がいないと生きていけない。
明日から……私は私のままで、いられるかな?
蜂楽がいなくても、楽しく生きていけるかな───?
シャワーで石鹸と精液を流して、浴室から出た。
髪から滴り落ちる水滴なんか気にもせず、
お互いの体をタオルで拭き合いながら狂ったようにキスを交わす。