第35章 リバティ ✢
蜂楽にお尻を突き出して、自ら陰唇を指でクパッと広げて誘う。
太ももを伝っていく愛液の感触が妙に肌に残って、ほんの数秒が何分にも感じられた。
「いいの?ナマだよ?」
優しい蜂楽は聞いてくれる。
ちょっとの間に大人びたよね。
でも私ね、知ってるよ……?
背伸びしてるだけで、まだまだ子供だってコト。
本当はあなたも……
このまま繋がりたくて仕方ないってコト。
「廻、ビビってる?」
───初めての“あの日”も……
あなたは私に、こう聞いたよね……?
「ビビってない。」
低い声で答えた蜂楽の眼は……
自分の欲望(エゴ)に忠実な、ギラついた“雄”だ。
直後、熱くて硬い肉棒が勢いよく侵入する圧迫感。
避妊具なしの……“ホンモノ”の廻───。
「ーーっっ!ああっ……!」
「っっ、く、はぁっ…♡っんで、そんな…煽んのっ…!」
「もっ…廻が欲しくて欲しくてっ、堪らない、のぉ…!めちゃくちゃに、あっ♡されたいのぉ…!」
「にゃっは…わっるい子だ…♡お望み通り、めちゃくちゃにしてあげるっ…!」
「はぁ、んっ…♡んあぁっ、やぁ…!」
「あ゛ー…なに、これっ…!ナマってゴムと…ダンチじゃんっ…!」
「ひゃっ、あっ、あ、んぐっ…♡」
「はあぁっ…聞いてないっつーの…!」