第34章 ラスボス【蜂楽視点】 ✢
「っあ、はぁ…はぁっ…」
俺の脚に座ったまま、ヘタッとなる夢ちゃん。
休みなしの五連チャン、さすがに疲れたよね。
つか俺、絶倫じゃん♡
「奥でイッたよね?マジ名器、ヤッバ…♡」
「ん、ふふっ…私も、よかった。ね、廻。キス、したい…。」
「今日キスデーなの?ま、俺もしたいけど♪」
「んんっ…♡」
ナカから引き抜いて、俺のほうへ体を向ける夢ちゃんとベロチューする。
まだ外してないゴムの先っぽに溜まる精子が、
キスする俺達を見上げる。
よくまぁこんなにドバドバ出てくれたなって、
閉じ込められたタネになんだか愛着が湧いちゃう。
俺も夢ちゃんも、覚醒してた。
“ラスボス”ぶっ壊して、脳汁ブシャーなった。
忘れられない初夜だ。
ありがとう、夢ちゃん。
「んっ、んー…♡」
「はっ、はぁ、ん…」
唇が荒れそうなくらい、キスは長く続く。
───明日から、寂しくなるね。
俺のカラダに長く残るように……
キミのカラダに深く刻むように……
強い力で、愛情を表してあげる。
だから明日は、安心して“いってらっしゃい”して?
“いってきます”を言えた俺は……
やっとキミに、追いつけると思うから───。