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【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第33章 プレゼント【蜂楽視点】 ✢





『廻と夢ちゃんなら、だいじょーぶだよ。』




優ってエスパーなの?

昔から俺が考えてるコト、話さなくても解っちゃう。

ママってホント……スゴいよな。




『うん…♪』


優にギューしたのは久しぶりだった。


すっごく大きかった優を、俺はいつの間にかぐーんと追い越してて…
そんな当然のコトを今更ながら意識したり。




『廻と夢ちゃんなら、絶対にそうなれる。』




───ありがとう、優。


その言葉、一生大切にするからね───。




✢✢✢




「俺からの合格祝(プレゼント)♪」



引き出しから取り出したオシャレな箱に眠る、
キラッと光る“束縛の糸”。


夢ちゃんの首筋に刻んだネックレス型のキスマに、月モチーフのネックレスを重ねづけした。




「え……廻、これ……!」


「サップラーイズ!!合格発表されたら、渡そうと思ってたんだ♪」


「え、え…!?廻が選んでくれたの…!?月…?」


「YES!カワイイっしょ♪」


「……うんっ!ありがとう……!!」




俺のほぼ全財産…いや、んなコトどーだっていい。


キミのとびっきりの笑顔はプライスレス♪


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